ホーム>コラム

コラム

オランダ METS TRADE 2016

オランダのアムステルダムで開催されたMETS TRADE 2016へ視察に行ってきました。
世界中のマリン用品が集まる大規模な展示会です。
魅力的な商品を探し出すことが私たちの目的でした。
 
20161128114659.JPG
 
アムステルダムの街中は美しい石造りの建物がびっしりと並び、運河の桟橋には小さなヨットが泊っていたりとヨーロッパらしい美しい風景が楽しめます。
また、街中の運河をめぐるクルージング観光が人気で、いくつもある遊覧船会社が競い合うように宣伝しています。
滞在日数は2日半でしたが「水辺都市オランダ」を味わうことができ、素敵な思い出となりました。
 
さて、展示会初日。会場の大きさもさることながら展示ブースの数の多さにまず圧倒されました。
ぐるぐると会場を練り歩き、やっとビビビッとくるものを見つけることができました。
今まで見たことのないようなカラフルなデザインやアイディア商品ばかりです。
マリーナはレジャー施設ですので見た目がポップで遊び心のあるものが似合うと思います。
 
20161128114725.JPG
 
現在、日本の巷では「メイド・イン・ジャパン」という言葉をよく耳にします。
日本の製品が最も優れていると日本人はアピールをしているようですが、この展示場で見かけた日本のブースは数店だけでした。
残念ながらこの状況から、マリン用品は断然ヨーロッパやアメリカのほうが上回っていることがわかりました。
 
2020年のオリンピックに向けて東京都の水辺では様々なプロジェクトが始動しています。
水上バスを走らせ水路をもっと有効的に活用したり、海の駅の利用客を増やすためにイベントを開催したりと着々と動き始めています。
今後、ここ東京夢の島マリーナにより多くのお客様が世界中から訪れるでしょう。
その方たちに「水辺都市TOKYO」として思い出に残れるような印象的なマリーナになれるよう努力していきたいと思います。
 
 
 
 
 
 

アメリカ フォートローダーデールボートショー

2015年11月2日、アメリカフロリダ州で開催されたフォートローダーデールボートショーを視察しました。
市内6か所の会場を使い、世界30ヶ国から集められた1000隻が展示される世界最大のボートショーです。8ft~300ftのメガヨットの値段はなんと50億円。規模も値段も日本とは比べ物になりません。
 
 

20163510156.jpgまた、比べ物にならないといえばアメリカと日本の水辺環境の違いです。

フォートローダーデールは、アメリカのベニスと称され、河川や運河に囲まれた環境を見事に生活に取り入れており、家、ホテル、レストラン、水上タクシー、観光船乗り場など、とても上手に水際を利用しています。
一方、日本の代表的なウォーターフロントであるお台場には係留できる桟橋やレストランがほとんどありません。
水際にホテルが立っているにもかかわらず海からはアクセスできず、水際に立地していてもオーシャンビューなだけです。依然として漁業や物流・産業が優先され、プレジャーボートが係留できる桟橋やレストランさえないに等しい現況です。
フロリダのように水際の規制を緩和して人が憩えるようにしなければ、「海洋立国日本」なんて言うにはほど遠いように思います。
 
日本は5年後に東京オリンピックが開催されます。海外からクルーザーやヨットでオリンピックを観に来る観光客もいると思います。その観光客をどう迎えるのでしょうか。
アメリカ東海岸・西海岸、南ヨーロッパや北欧など、産業とプレジャーが共存共栄しているマリン先進国から学び、日本ももっと豊かに人が憩うことのできる水際空間にしていきたいものですね。
 
 

ヨットレース

船で遊ぶと言えば――。
 
真っ先に思いつくのは釣り、という方は多いかと思います。防波堤からではお目にかかれない魚を追い求めて沖に出る。トローリングでカジキ釣り、というのも船で釣りをする事の醍醐味としてイメージされる方は多いと思います。
またホームポートから違うマリーナまで足を伸ばしクルージング、というのも良く耳にします。漁港などに舫えば、地の魚を味わうことが出来ますし、島への航海はちょっとした冒険心もくすぐる体験だと思います。
 
船の種類で遊び方は変わります。ここではモーターボートではなく、ヨットの遊び方についてお話したいと思います。
 
201623152436.jpg
子供が海を描く時、大海原に浮かぶ三角の白い帆。
海岸線から白い帆を眺めた時、穏やかに進むその姿に「のんびりしてるなぁ」なんて思いがちですが、実はあまりのんびりはしていません。
 
風の力で走るヨットは、走りたい方角に舵を取り、帆(セール)の形状をロープの出し入れにより調整(トリム)しボートスピードと角度を変化させます。船のサイズにもよりますが、そのロープ(シート)を引く力は人間の力だけではとても引ききれるような荷重では無いので、ウィンチと呼ばれる器具を使用し、滑車(ブロック)をいくつも組み合わせてテコの原理を利用し、手で引けるようにしてあります。
このセールトリムをベストにして、ボートスピードと角度を最も良い状態でキープしながら走る。これがなかなか難しいのです。風の速さと、吹いてくる角度は常に変化をします。
自然の力を味方に出来るか、敵にするのかでゴールまでの到達時間は大きく変わってきます。
 
そして自然の敵だけでなく、人間の敵(?)が加わり、ゴールを目指すもの。
それがヨットレースです。ヨットレースではルールも加わります。体力だけでなく知力も使う、大きな海を盤面にして将棋やチェスに似た攻防を繰り広げます。
 
一人乗りのヨットもあれば、十数人が乗り込む大型のヨットもあります。風上と風下にマークを打ち、周回コースを設定したレースや、港から港へと進む外洋レースなど様々です。
 
今まで眺めていただけの海が戦いの場となると、海を見る目も変化します。天候も晴れや雨という情報だけではなく、今日は北風だからここの海なら波が高くないな……大潮だからこの時間くらいからこの方角に潮が流れるな……あの山の上に雲が出てきたら荒れてくるな……など様々な情報を得る力が蓄えられていきます。
 
大人になってからのヨットレースは、仲間も増え、日常では味わえないコンペティティブな気持ちを抱ける、奥深くて楽しいものです。
多くのヨットチームはクルー(仲間)を受け入れたいと考えていることが多いです。
 
週末の新たな趣味としてヨットレースクルーなんて、どうですか?
 
 

Blog Categories

  • はじめての免許取得
ページ上部へ